本校では、令和7年度より、農業経営コース1年生を対象として農場実習の中に有機農業を授業に位置付け、5月27日(火)~29日(木)の3日間、校内講義、現地視察、現地実習を行いました。
校内講義では、有機農業の基本と農林水産省 関東農政局 長野拠点様から「みどりの食料システム戦略」について学び、グループワークを行って理解を深めました。
現地視察は、佐久市有機農業研究協議会 実験農場長 井出明氏から「有機農業普及のための取組」の講義と農場の見学、Farmめぐる株式会社 代表 吉田典生氏より「有機栽培の実際と販売」をほ場にて講義いただき、有機農業は難しいと感じている学生が多い中、しっかりと農作物が生産できている状況に認識を新たにしている様子でした。
現地実習では、有限会社まごころ・ふれあい農園 代表 久保田清隆氏の指導により、ほ場にて作業実習を行いました。多品目の生産が行われており、今回は、翌日の降雨を活かそうとソルゴーやセルリーの苗の定植を実習しました。
農場実習は、3班に分かれて組まれており、10月までに他の班も実施していきます