令和5年度 クレーン・玉掛け講習を受けました

令和5年度 クレーン・玉掛け講習を受けました
クレーンを操作し、荷を移動しています
令和5年度 クレーン・玉掛け講習を受けました
玉掛けを行い、荷を移動するため、クレーン操者へ合図を出しています

 1月10日(水)から12日(金)に小型移動式クレーン運転技能講習を、1月15日(月)から16日(火)に玉掛け技能講習を2年生16名が受講しました。
 皆さん、トラックの運転席後方にクレーン装置が架装された自動車を見かけると思いますが、あれが小型移動式クレーンです。講習では、その操作方法、注意点、合図の出し方等を受講しました。
 重い荷物を扱うには便利な装置ですが、転倒などの事故事例が多いことから、安全第一で操作することが求められます。 
 最終日には、実技試験を受けました。実技試験は、つり荷を決められたコースを通って、障害物を避けながら最後にトラックの荷台に荷を下ろす内容です。荷を大きく揺らさないよう、丁寧な操作が求められましたが、全員が合格しました。

 また、玉掛とは、つり荷に適切な玉掛け用具を選定し、装着後に、クレーン操者に合図を出して荷を移動させることです。クレーンと同じく安全が最優先となります。
 特に、荷の重心位置の見極め、用具の選定(ワイヤーロープ、クランプなど)及び掛ける位置の見極めは、荷を安定させ、落下させないために必要な技術です。さらにクレーン操者へ荷の吊り上げ吊り下げなどを指示する適切な合図が求められます。雪のちらつく寒い中でしたが、受講した全員が合格しました。
 将来、クレーン、玉掛けの操作を行う際は、今回の講習内容を思い出し、テキストを見返し、安全第一で操作してほしいと願います。

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