就職・就農

長野県農業大学校では、農業に関する理論と実技を同時に学ぶ実践型教育により、農業をけん引する人材を育成しています。卒業後すぐに自立した農業経営者・就農者の道を歩めるよう、さまざまな取り組みを行っています。

就農までを手厚くサポート

学生が1年次より行う、校内及び就農希望地での”就農計画づくり”を、就農支援スタッフとコース担当教授が支援します。また、経営開始に向けた、地元との調整や交渉、手続きなどを支援し、卒業後スムーズに就農できるよう強力にサポートします。

一貫サポート

※実践経営者コースでのサポート

卒業生の進路

進路グラフ

卒業生からのメッセージ

実践経営者コース

佐伯 幸平さん
実践経営者コース 平成28年3月卒 独立・自営就農
佐伯 幸平
 小さいころから専業農家の祖父母の農作業を手伝った経験があって、長野工専卒業後の進路の1つとして農業を考え始め、参加した就農相談会で紹介いただいた「実践経営者コース」のカリキュラムに魅力を感じ1期生として入学しました。
 1年目は経営やマーケティングなどの講義や農家での体験実習等をこなしながら、就農後の品目についても模索し、就農地での土地の確保なども進めました。
 2年目には小諸の研修部で70aの畑を利用し模擬経営を行い、計画の樹立、資材の購入、生産から販売までを実体験し、特にブロッコリーの出荷に当たってはJAから非常に鍛えられ、就農してからはその経験が本当に役に立っています。
 現在は、在学中から取り組んだこともあり、5haを超える農地を確保でき、ブロッコリーを中心とした野菜栽培を行っています。将来的には、農業とIT技術を結び付けるなど、先進的な「農業経営者」を目指しています。
林 勇作さん
実践経営者コース 平成29年3月卒 独立・自営就農
林 勇作
 20代の頃から将来は信州に移住したいと考えており、15年の会社勤めを経て30代の終わりに、実践経営者コース2期生として入学しました。
 カリキュラムは、企画や経営論などで経営者の生の声を聴いて学ぶことができることや県内外の様々な農家や法人へ足を運ぶ機会を得られ、各地で体験・見聞きしたことが自身の就農候補地の選定や実際の経営に大きく役立っていると、年を追うごとに感じています。
 また、様々な経歴の方々が共に学び、人脈をつくれる場としても魅力的であり、卒業後は農業大学校での知識と経験を基に就農出来るのが、実践経営者コースの強みだと思います。
 これからの農業者は生産プラスαを求められる時代。経営の法人化やシードルの醸造をはじめ多角的農業経営者を目指しています。
藤原 大さん
実践経営者コース 平成30年3月卒 親元就農(経営拡大)
藤原 大
 実家で祖父と祖母がりんご農家をしていますが、高齢化で年々農地を縮小していて、担い手がいませんでした。そこで、昔から馴れ親しんだりんご畑を継承しようと考え、実践経営者コースの門を叩きました。
 農業の基礎的な知識はもちろん、実際に就農した後に必要な経営や経理、マーケティングなど、自身だけではとても学べないようなことも多く知ることができるので、農業経営者としての土台をつくるには恵まれた環境だと思います。
 また、新規就農はどうしても人脈をつくりにくいので、学びながら就農時に必要な人脈づくりができる貴重な場として活用すれば、自分の強みとすることも可能だと思います。
 現在は、就農時に担当の先生方と一緒に探した果樹園を自宅から離れたところに借りて、技術や生産性の向上を図りながら、安定した経営を目指しているところです。
高橋 洋平さん
実践経営者コース 平成31年3月卒 独立・自営就農
高橋 洋平
 東京で家業を継ぐため法律の勉強をしていましたが、本当にやりたいことは何かと考えたところ、美味しいものを作る農業をやってみたいと思いました。農業で何をやろうかと全国の産地をあちこち回りながら研究し、りんご栽培を選びました。
 栽培技術は一朝一夕では身につかないかと思い、それだったら農業の基礎的なことに加え経営やマーケティングについてもかなり深く学ぶことができる実践経営者コースを選びました。
 農大の2年間は、知識のほか学校のほ場を使った模擬経営等で、就農後の生産・販売・経営のイメージをしやすい学習が出来たと思います。特に大学校のネットワークを生かし、県内を中心とした先進農家や各種団体、農政関係者、市場関係者と接する機会をつくれることは、就農後の大きな財産になるはずです。
 人的・物的・時間的資源を最大限活用して、自分の就農を見据えた有意義な2年間を過ごしてほしいと思います。
 4月から箕輪町で就農しました。市町村やJA等関係機関の皆さんのバックアップもありますので、頑張っていきたいと思います。

農業経営コース/実科・研究科

工藤 俊平さん
総合農学科 農業経営コース 花き専攻 平成31年3月卒 親元就農
工藤 俊平
 私の家はカーネーション農家ですが、高校は普通科に通っていました。自分の将来を考えていく中で、ゆくゆくは実家へ就農するので、大学では農業を学びたいと思い、農業大学校に進みました。
 花き専攻で、カーネーションをはじめ様々な花について学ぶことができました。授業だけではなく実習も多く、より実践的な栽培技術・知識を専門の先生が詳しく教えてくれます。また、現地体験実習やプロジェクト研究などがあり、就農を控えた自分にはとても貴重な体験となりました。仲間と共に過ごす寮生活は毎日が楽しく、つらいことは仲間が支えてくれました。農業に関係する人脈の形成とともに将来役に立つ資格も多く取ることができます。農業大学校は将来農業関係の仕事に就きたい人には最高の環境になっています。みなさんも頑張ってください。
百瀬 雅郁さん
畜産実科 平成31年3月卒 雇用就農
百瀬 雅郁
 私は農業高校出身で、主に畜産について学んできました。しかし、より深く畜産につて学びたいと思い、農業大学校畜産実科に進学しました。実習を通して、実践的な技術を身に付け、座学や特別講義を通してより専門的な知識を身に付けることができました。
 畜産実科では、家畜人工授精師の資格を取得することができます。その他にも、大型特殊、けん引などの免許も取得することができます。
 そして、実際に農家へ実習に行く機会もあり、より実践的な知識や技術を身に付けることができたり、実際に農家の問題を知ることができたりします。
 日常生活は学生寮での生活が中心であり、楽しい思い出を共有し強い絆を育むことができます。先生たちとの距離も近く良好な関係を築くことができます。実践的に学び、友達との絆が強くなる農大畜産実科へ来てみてはいかがですか。
長野県農業大学校 2020年学校案内