「天敵昆虫」を探せ!

「天敵昆虫」を探せ!
ソバ畑で捕虫網の振り回し(スウィーピング)による天敵昆虫の採集・・・網の中に入った虫を調べます。
「天敵昆虫」を探せ!
アザミウマ(害虫)を捕えて食べるヒメハナカメムシ(成虫)・・・振り回して採集した網の中で観察されました。
「天敵昆虫」を探せ!
こちらはヒメハナカメムシの幼虫・・・ソバ畑で幼虫が育ち、増えてるみたいです。

 野菜専攻では、害虫を退治してくれる天敵の温存・繁殖場所となるインセクタリープランツ(天敵昆虫を保護・増殖させるための植物)を研究テーマにして減農薬栽培を検討している学生がいますが、農大の畑にもよ~く探せば自然に発生する土着天敵が結構いるものです。
 先月から作物専攻のソバの畑で、捕虫網を振り回して天敵昆虫の採集調査をしています。狙いはヒメハナカメムシ。体長2mm程度のちっちゃなカメムシですが、コイツは益虫、アザミウマなど難防除害虫を捕まえて食べてくれる有力な天敵です。
 採集調査の結果、成虫のほか幼虫もたくさん見つかり、どうやらヒメハナカメムシがソバの花の蜜も餌にしているようで、ソバの畑を繁殖場所にしていることがうかがえます。
 ソバに別の野菜の害虫(害虫になるカメムシなど)が発生しないか注意する必要がありますが、天敵利用のヒントになりそうで、先生も勉強になりました。

長野県農業大学校 2018年学校案内